信用貸付、元金の分割返済を義務化…金融委員会
政府の金融委員会は、信用貸付の元金分割返済の義務化をはじめとする家計債務の管理ガイドラインを3月中に発表する。
金融委は20日午後に発表した2021年の業務計画資料で、「今年の第1四半期中に、家計債務の管理ガイドラインを策定・発表する計画」であると明らかにした。
金融委はガイドラインの核心について「借主の返済能力の範囲内で個人向け融資が取り扱われるようにすること」であるとし、「現行では金融機関別に行われている総負債元利金償還比率(DSR)の管理方式を、段階的・漸進的に借主単位に変換することが主な骨子」と説明した。
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また、「一定金額以上の信用貸付については、元金分割返済の義務化が同じ脈絡で検討される予定だ」と付け加えた。
韓国では現在、信用貸付の元金返済は満期時一括となっている。
金融委は管理ガイドラインの詳細と実施時期などについて、「今後の金融業界の意見集約などを踏まえて深く議論・検討していく」とした。