IBK前頭取に重懲戒…3~5年間の「追放処分」

金融監督院は25日までに、ライムとディスカバリーの両ファンドの詐欺的な金融商品を販売したIBK企業銀行に対し、キム・ドジン前頭取に対する重懲戒を通知した。懲戒は28日の制裁審議委員会で議決されるが、重い処分となることから、事前に通知したと見られる。

重懲戒を受けた場合、その後の3〜5年にわたって金融業界での再就職が禁じられる。金融会社の役員に対する制裁は軽い順に、注意・注意的警告・文責警告・職務停止・解任勧告などに区分され、文責警告から上が重懲戒だ。

IBKは2017から2019年にかけて、ディスカバリーUSフィンテックグローバル債券ファンドとディスカバリーUS不動産優先債券ファンドを、それぞれ3千612億ウォン、3千180億ウォン規模で販売した。現在、それぞれ695億ウォン、219億ウォン規模で償還が遅延している。IBKはまた、1兆6000億ウォン規模の償還停止が発生したライム資産運用のファンドも294億ウォン分販売した。