韓国政府、15兆ウォンの補正予算を閣議決定
韓国政府は2日、新型コロナウイルスの感染拡大で経営が悪化した小規模事業者などを救済することを目的とした2021年度の補正予算案を閣議決定した。支出ベースの規模は15兆ウォンで、昨年の第3次補正予算(23兆7,000億ウォン)、リーマン・ショック直後の2009年(17兆2,000億ウォン)に次ぐ過去3番目の大きさとなる。
新型コロナ対策には、本予算の4兆5,000億ウォンと合わせ計19兆5,000億ウォンを投じる。小規模事業者など690万人を対象に、最大500万ウォン(約50万円)の災害支援金を給付。また、若者や女性、中年層を対象に27万5,000人の雇用も創出する。