金融監督院が「専門監督官」制度を拡大
金融監督院は、昨年から導入した「専門監督官」制度を拡大する。昨年18人を任命したのに続き、今年は20人を新たに誕生させる。
当局関係者が31日までに明らかにしたところによると、金融監督院は今年、制裁審査調整・消費者保護・IT(情報技術)・国際協力・検査・資金洗浄防止などの15分野で、専門監督官20人を任命する。すでに人選が進行中で、2月の定期人事に合わせて各部署に配置する予定だという。
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専門監督官に選ばれると、本人が希望すれば、定点まで同じ部門で引き続き勤務することができる。 5年ごとに資格審査が行われ、合格1回で「責任専門監督官」、2回で「主席専門監督官」となる。責任専門監督官として1年以上、経験を積めば、検査・調査などの専門分野のチーム長に就任する資格を得る。
金融監督院は、専門監督官制度を通じて業務の専門性を高めることができ、同時に慢性的な人事停滞の解消にも役立つと期待している。